こういうところが好き。 ドアを開けてくれる紳士的なところも、心配してくれるところも。 「大丈夫です」 「眠かったら言えよ?」 「はい!!」 榎本さんの顔が見れただけで、眠気が吹っ飛んだ。 榎本さんも乗り、わたしたちは榎本さんのマンションへ向かう。