――――――――――――― 屋上、風に吹かれる私。 と。 一ノ瀬 奏。 「もう、平気?」 私に買ってきた パックの苺ミルクを渡して尋ねる。 「ん、大丈夫っす」 わっ、変な言い方しちゃった。 「ぶはっ」 また、一ノ瀬 奏が吹き出す。 この人は、 ツボが浅いなぁ~