「でも同時にその声を、その瞳を、その心を、俺だけに向けてほしいと思うようになったんだ」




耳元で甘く囁かれて顔が熱くなる




「先生は?俺のことどう思ってるの?」




そうやって笑顔で聞いてくる彼は、もう私の答えを確信しているんだろう









「………好き」




「俺も。愛してるよ…春」