「春っ…」って私の名前を呼びながら、本当は違う子のこと考えてたの?




あなたの心には別の女の子がいたの?




今日、私には会いに来なかったくせにあの子とは会ってるんだ
こんな時間まで残って



嫌…
嫌よ




私だけを見て







私はしばらく保健室のシーツに顔を埋めて、声を押し殺して泣いていた