肩に乗せてきた手を払って軽く注意する
一応教師だしね




「ダメでしょ。もうちょっと授業でなさい」




嘘……
本当は毎日来てくれるのを待ってる




保健室のドアが開く時、無意識に期待してる




「もうちょっとってことはここに来ることいいってことだよね?春先生も俺との時間楽しみにしてたんだ♪」




「あっあんたが相手しなきゃばらすって言ったんでしょ?もう、私だって仕事あるんだからもう行きなさい」




「なんだよー。さっきは拓実もっと…とか言って可愛かったのにさ」




「なぁっ!?」




「先生めっちゃ顔赤い!か~わいっ」