「アンに会ったんか?」


コクリと頷くソフィア。


「もう一人は千愛やな。」


「あいつらは?」


「ああ、零に敵対意識を持つ奴や。
今までやり合って
零に勝ったことはないけどな。
でも、あいつらは悪い奴やない。」


「うん、今も私を助けてくれた。」


「そうなんか?
って、言ってもこんな奴ら、
ソフィアの敵やないやろうけどな。
それよりジウや!! ジウ知らんか?」


「そうや、こいつらがジウを探してたんや。」


ソフィアは地面に転がる
女達を指差した。