分かったんだよ、私にとって竜也は確かに幼なじみだけど本当は、好きな人なんだって。 「それじゃ、ずっと一緒にいてくれますか?」 「はい!」 五月の夕日は温かく、私達の心も暖かくなったと思う。 相手の気持ちを知るまで、僕達人間は気持ちが分からなくて戸惑う事があると思う。 だけどいつも伝わるときがくるんだと、分かった。