「おいまて。もしかしてその子を学校へ行かせられるようにしろ。とか言うんじゃねーだろうな。」


「イヤイヤ。そんなこと言わねーよ。」


とにかく行ってみ? そう言われてここに来た。


とりあえず今日からここは、俺んちだし、茶でも飲むか。とか思いながら家に入って荷物は明日届くんだろーな。とか思いながらお茶を入れてたら


「・・・・誰?」


慎吾の言っていたひきこもり女子高生が出てきた、というわけ。


いまだ彼女の駆け上がった階段を見つめる俺。


さて、これからどうしようか。


とりあえず2階へ行こう。うん。そうしよう。


しっかしかわいかったなー。


ありゃ相当モテるだろーに。


あ、もしかしてモテすぎて困るから、学校に行きたくないとか?


「どんだけぇ~。」


古っ!!俺めっちゃ古っ!!!


そこまで年いってないのに。


「・・・・・・。」


なんだここは・・・?