「…………っ……バカちぃ……お前がいなきゃ意味ないんだよ……」 昨日出しきったはずの涙がまた無限に溢れでてくる どんなにてを伸ばしたってちぃに触れることはできない どんなに想ったってちぃに会えない もどかしい気持ちが胸を支配する ちぃの声を聞きたい 頬に触れたい 力一杯抱きしめたい でも、出来ない…… 「俺って、こんなに弱いのか?」 俺は、その日一日部屋にこもった