「あーもう!葉也、ちょっとこっち来い!」
業を煮やした陽が手を差し出す。
「俺と手ぇ繋げ!」
「………男と手を繋ぐ趣味があるのか、陽。キモッ…」
「俺だってキモイわっっっっ!」
葉也の発言に陽マジ切れ。
「お前がサクッと迷子になるから、捕まえとかないと仕方ねぇだろうが」
一人で葉也を歩かせておくと、予想もつかない方向に行ってしまう。
彼の夢遊病のような極度の方向音痴を阻止するには、こうするしか方法がなかった。
業を煮やした陽が手を差し出す。
「俺と手ぇ繋げ!」
「………男と手を繋ぐ趣味があるのか、陽。キモッ…」
「俺だってキモイわっっっっ!」
葉也の発言に陽マジ切れ。
「お前がサクッと迷子になるから、捕まえとかないと仕方ねぇだろうが」
一人で葉也を歩かせておくと、予想もつかない方向に行ってしまう。
彼の夢遊病のような極度の方向音痴を阻止するには、こうするしか方法がなかった。


