気がつくと辺りは真っ暗で、電気を点けた。急に明るくなった部屋が眩しい。 ナツキはどこにもいなくて、机の上には小さなメモがあった。ノートの切れ端に書いたものらしかった。 『またあした』 ぷっ…きったない字。まるで小学生みたい。全部平仮名だし。クスクスクス…。 心の中の思いを吐き出したせいか、気分は幾分スッキリとしていた。 ありがと、ナツキ。きっと体に掛けてあったタオルケットもナツキが掛けてくれたんだね。 『またあした』 たったそれだけだったけど、明日また会えるんだと思うと嬉しくなった。