夢を――見ていた。 それは遠い、過去の出来事。 人として過ごした日々。 あれは本当に私だったのかって、時々思う。 そしてもう――戻ることはできないんだと、改めて理解していた。 目覚めの度に、この夢を見る。 それは、忘れない為に繰り返される。 私の罪を。 私の矛盾を。 終わることなんて、たぶんないのだろう。 可能性があるとすれば、命を断つか、戦いに負けること。 でも残念ながら、そんな権利は持っていない。 私にできるのはただ一つ。 主の命に従うことのみ。 さぁ――仕事を始めよう。