アイツと私の婚約ドタバタ生活

「着いたよ。気を付けてね」

「ありがとうございます」

俺は運転手にお礼を言って、マンションの中に入る。千景は俺の腕の中ですやすや眠っていた。気持ちよさそうだなぁ…


ガチャ


「よっと」

俺は千景をベッドに寝かす。

「そういや、千景の友達が貸してくれたの…何が入ってるんだろ」

俺は録音されているものを再生する


〈…真也〉

「……千景の声?」

〈真也ぁ…〉

なんか泣いてる感じするんですが!?なに!?何があったの!?千景に何があったの!?

俺はすぐに再生していたのを止め。千景のトナリに横になる

「…」

すやすや眠っている千景はとても気持ちよさそうだった。思わず頭をなでてしまいうくらい

「ん…」