「他でやりやがれ!!!病人がいるんだよ!!!」 「はいっ!!!」 男と女は私の叫び声に反応して、ささっと保健室をでた 千景が保健室に入れなかったのって…あいつらのせいか 私の怒りはまだおさまらないが、今は千景が先なので、後にしよう。幸い、顔も覚えてるし 「千景…?大丈夫?」 「…」 反応なし。ただ苦しそうに目を閉じているだけ。 「体温計…と」 とりあえず体温を測ろうじゃないか