アイツと私の婚約ドタバタ生活

「……だる」

いつも以上に重い体を引きずるように私は教室に帰り、また机に突っ伏した


「席着け―」

ホームルーム担当の先生が教室に入ってくる

「今日も一日頑張るように!!以上」

いつもながらとても雑で、早いホームルーム

私は机に突っ伏したまま目を閉じた

体が重い

それだけ感じながら一限目を受け始める


「…木下さん…大丈夫?」

私が相当具合が悪く見えたのか、一限目の国語担当の先生が心配そうに話しかけてくる

「ちょっと…保健室行ってきます」

このまま授業を受けてもなんの得にもならないので、私は保健室に向かう


体が…重い…