「お前は自分の可愛さに気づいてねぇんだよ」

「眼科行こうよ」

「ところで、おはようのキスは?」

「話しつなげよう?」

私はいきなり変なことを聞かれ、内心呆れながら真也の唇に自分の唇を重ねた

「おはよう」

「…はよ」

朝ごはん…何がいいかなぁ…。

「あぁ、俺朝飯いらないから」

「なんで?」

「ちょっとな」

私はついつい、理由をちゃんと言ってくれない真也に対して仏頂面になってしまう

「じゃぁ行ってくる」

「ちょっと待って、服着替えてからにしてよ」

私はすでに着替えてあるが、真也はまだ着替えていないのだ。