「真也!!真也は男の子と付き合わないよね!?」

「お前はどんな想像をしたの!?」

私が顔を上げて聞くと、真也は驚いていた。まぁ当たり前だね

「で?どう?ムカついたりした?」

「ん~…ちょっと嫌だけど…仕方ないよ」

「…なんで?」

私が仕方ないというと、真也は急に真面目な顔になった

「私、魅力とか皆無だし…真也だってほかの女の子と付き合いたくなるよ」

私は顔を見られたくなくて、再度、真也の胸に顔をうずめた

自分で言ってて悲しくなってきた

「……それに…私、恋愛対象とかに入ってないでしょ?」

「は?」

「不細工で…寸胴で…料理もできなくて…常識なくて…」

なんか私って悪いとこしかないよね…

「可愛げないし…真也を危険な目に合わせるし…」

転校初日、真也を危険な目に合わせた。本性を知られた。

最低だな…私