アイツと私の婚約ドタバタ生活

「わかったよ…真也以外の男にはついて行かない」

その前に連れて行かれることも、誘われることもないけど…

「よろしい」

「真也って意外に独占欲強いよね」

「好きな人に関してはな」

私の顔が真っ赤になるのが自分でもわかった。好きな人かぁ…面と向かって言われると結構恥ずかしいけど…うれしいなぁ…

「お前は俺のこと独占したいとおもわないのか?」

「真也には真也の生き方があるしね。他の子と付き合いたいなら付き合っていいよ」

私は真也の胸に顔をうずめる。あったかい…

「お前は俺がほかの奴と付き合ったらイヤとか考えねぇの?」

私は頭の中で考える。

真也が…私以外の女の子とキスしたり…抱き合ったり…愛の言葉を言ったり

男と…キスしたり…

あぁ、間違えた。真也に男と付き合う趣味は…趣味は…しゅ…みは…

考えてたらだんだん不安になってきた…