アイツと私の婚約ドタバタ生活

「メガネなしのが絶対可愛い」

私のメガネを奪いながら言う真也。顔がぼやけて見えない

「真也……眼科行こうか…?」

私は真也の視力を心配しながら言った。何度も言うが、私が可愛いなんてことは、地球が反転しても、天変地異にあっても、絶対にありえない

「……また自分は可愛くないとか思ってんだろ…」

「あたりまえじゃん」

顔は見えないが、なんとなく口調で呆れていることが分かった

私は真也の頬に手を添える

あっ…意外に柔らかい

「千景?」

「やわらか~」

私は面白くなってプ二プ二つついた。なんかこう…柔らかくて弾力あるモノってつつきやくなるよね~