アイツと私の婚約ドタバタ生活

「…真也はあったかいね…」

「一応生きてるからな…」

まぁ生きてたら冷たいよな…

私はそう思いながら真也の胸に顔をうずめた

真也は暖かい。落ち着く。


「…真也…私…役にたってる?」

不安。黒い何かが胸につっかえる


「…う~ん…役には立ってないなぁ…」


心臓にナイフを突き立てられたような痛みを感じた。私…やっぱり役に立ってないんだ…

「でも、お前がいないと俺…狂うかも」

私のことを優しく抱きしめてくる真也の腕は温かい

安心できる

私は安心して…


寝た