アイツと私の婚約ドタバタ生活





「ふぅ…」

HRを終えて屋上に来た私の口からため息が漏れる

誰もいない私だけの空間。

緑の葉が風にふかれて舞う


「……」


あんなに簡単に気を許すとは、たるんでたな…私


昔からなかなか人に心を開かない私だった。

渉と美愛に会ってから人に警戒心持たなくなってたしな




これから会う人間と…今あまり仲良くない人間…それと…


真也&真也彼女(美少女)

には警戒心を持とう。そして、あまり関わらないようにしよう



広く、青い空を見上げていると、この世に一人ぼっちにされたみたいだった