アイツと私の婚約ドタバタ生活

「どうした?」

「今日、泊めてもらえる?」

「は?」

風呂から上がって髪をタオルで拭きながらこちらに歩み寄ってくる渉

「家は?」

「美少女と真也が鬼ごっこしてた」

「…」

渉は私の手無言でを引き、ベッドだけが置いてある寝室に連れて行く

ドサ――

「ちょ…」

「なに?俺に犯されたいの?」

「…」

いや、そんなわけないじゃん。私の婚約者は真也だし

私はベッドに押し倒されたにもかかわらず平然と渉を見つめた