アイツと私の婚約ドタバタ生活

「…おまえ、せめてソファに寝ろよ」

「いいよ、別に」

私は自分の腕を枕にして寝始めた







「…おい、もう9時だぞ」

揺さぶられて起きる

「……わかった…帰る」

私は自分のバックを手探りで探す

頭が働かない。寝過ぎたか

「…ほら、バック」

渉が私に向かってバックを投げつけてきた

私はソレをキャッチして立ち上がり、玄関に向かった

「背中いたい…」

「床で寝るからだ」

ごもっともです

私は少し反省しながら渉の家を出た