「はぁ…」


何やってんだ、俺。


最悪…

カッコ悪すぎ。



昨日の憐の寝言があってから、憐の顔を見れねえなんて…



あ~もう、らしくねえって、俺!

どうしたらいいんだよ!?



「蓮!」


憐が後ろから、俺の制服を引っ張ってきた。


「話があるから…
ちょっと来て!」


「ぉ、おぅ…」


俺は、黙って憐について行く。


いつもは恥ずかしがって、学校で俺に話しかけたりしないのに。


話って、何だ?