続・♥赤ずきんとオオカミ君とリス君!?♥【超短編】

そして数日後…





『赤ずきん♪』





『グスッ…』




『…どうしたの?』





いつものように赤ずきんに会いに来たリス君はビックリしました





いつもにこやかに笑っている赤ずきんが




大きなぱっちりした瞳を潤ませ泣いているのだからです




『オオカミ君がいなくなっちゃったぁ…』





泣いたせいなのか、少しくぐもった声で言う赤ずきん





そんな赤ずきんはとても可愛いです




リス君は少し悲しい顔をしていいました




『泣かないで、赤ずきん…
大丈夫だよ…オオカミ君はすぐに戻ってくるからね……』





当然何も知らないリス君





だけど、大好きな赤ずきんが泣いてるのをほっとけません





しかし、リス君にとって好きな人がほかの男の人のことを考え泣いていて





それを、自分に不都合な言葉でなぐさめるのはかなりの苦痛です