「…あのねぇ…ワタシはジョーの助手兼秘書として言ってるのよ!!」

「…はいはい…以後気を付けます。…で、今日の依頼件数は?っていうか変な表作んなよな…それに秘書ってなんだよ…ハァ…」

ジョーは冴子を軽くあしらいイヤミ混じりに依頼のFAXを催促した。

いつものように依頼報酬の高い順に目を通すジョー。

それを脇目に冴子は…

「…ハァ…まったく…今日の依頼件数は6件よ、いつも通り目を通してね…でもね…」

そう言うと冴子の顔色が変わった…ジョーは空気を感じ取り冴子の話に耳を傾けた。

「…今日はのんびり依頼を選んでる余裕はないの…コレを見て!…ついさっき送られて来たんだけど…どう思う?ジョー…」

冴子はジョーに来たばかりの依頼のFAXを手渡した。

目を通すジョー…。