『AM8:00~ファミリーレストラン~』

「…へぇ、コレが例の?」

「あぁ…未遂探偵さ」

「なんでも事件を全て未遂で解決しちまう腕利きの探偵らしいぜ。だからよぉ…俺、考えたんだよねぇ…」

「…何を?」

「無能な警察なんかじゃなくコイツに5万人の命をかけてやろうってな。」

「あっ、なんだかそれ面白そうだね。兄さん…」

「…ちなみに、監視カメラは本当に大丈夫だったのか?」

「うん。抜かりはないよ。…じゃなきゃ、この日の為に何年僕があそこで働いたと思ってるんだい??」

「…フッ…そりゃそうだ…へへっ、死ね…未遂探偵J!!」

男達はジョーの写真を手に取りながら不敵な笑みを浮かべていた…