(…ゾクッ!)

ジョーは背中に悪寒を感じた…。

(…な…なんだ?)

動揺を隠せないジョー。

(…もう爆弾は解体したのに何か…何かが引っ掛かっている…何かが…)

(??)

その時、ジョーの目に掲示板の書き込みが入った。

「…こ、これは!?」

「…フッ…なるほどね…」

ジョーの中で引っ掛かっていたものが消えた。

(…だから、5万人か…でも、どうやらこれで…)

ジョーはブルースカイビルへと駆けた。

ビルの中に入るなりビルマップを探した。

(…これで…)

セントラルエレベーターに誰も乗ってないのを確認して乗り込むなりポケットから伸縮性の棒を取り出し、天井を下から突き上げると…

「…ガタッ…」

(…フッ…)

天井を開け中を覗き込むジョー…

(追い詰めたようだな…)

…カチッ、カチッ…

…カチッ、カチッ…

…カチッ…

…カチッ…

……

…パチンッ…

「解体終了。」

…チン…

エレベーターは屋上に着いた…