仕事が早い…。

俺はどことなく違和感を感じていた。


「できたぞー。」

「わぁい♪」


自分のことは何にもできないくせに、
家事はバリバリできる。

なんだか変だ。

何か裏がありそうな…そんな感じだ。


麗亜の前に皿を置くと、少し顔を歪めたが、
一瞬で笑顔に戻っていた。


「いただきまぁす♪」


昔何かあったんだろうか…。