「麗亜ビビってんぞ…。」


麗亜は俺の後ろに引っ込んだ。

なんせ空が顔面崩壊しそうだからな…。


「可愛すぎじゃね!?」

「お前なぁ…。」

「俺マジ惚れるわ~♪」


麗亜は俺の後ろに隠れたまま首を傾げた。


「彫れる…?? 彫刻家サン…??」

「「…天然…。」」

「ほよ…??」


俺…本当にルームシェアしてていいのか??


「ん~…光太、お腹すいた…。」

「はいはい。 じゃあな、空。」

「おぅ。 じゃな~っ☆」


このとき空は思った。
夫婦みてぇ…、と…。