1ヶ月。


慣れってのは妙なもんだ。


飯の量が少ねぇのも、ベッドが広いのも

なんだか違和感がある。


「クヨクヨしてんじゃないわよ!!
男でしょうがっ!!!」

「流美、んなこと言わなくてもいいだろ!!」

「いや…本当だから。」


俺は未練タラタラな女かっつの…。


「光太…。」

「…早く、帰ってくるといいわね。」

「…あぁ。」


もしかしたら、麗亜はもう2度と帰ってこないかもしれない。