「光太!!!」

「空…。」


あれからもう1ヶ月…。

10月下旬になってしまっていた。


「麗亜のことか…??」

「…。」


もしもあのとき俺がちゃんと冷静でいられたなら。


麗亜を傷付けずに済んだかもしれないのに。


「まぁ麗亜だから試験で休んだ分はチャラにできるけど。」

「あぁ…。」