「じゃあねっ、流美チャン、空クン♪」


月街を抜け出し、分かれ道まで来た。

流美は空が送っていく。


「流美でいいわよ、麗亜。」

「俺も、空でいいからっ☆」

「…分かったッ♪ じゃあねっ、流美、空っ!!」


2人はどことなく幸せそうだった。
俺の隣に立つ、麗亜も…


「って麗亜!?」


麗亜がしゃがみこんでた。