「ぅっ…。」


初めて、流美の涙を見た…。


「ぅっ…くっ…。」

「私がね、月街に行こうとしたときもね、
ここで働いて流美チャンを説得しようとしたときもね、

誰も反対しなかったの。

…まぁ働くのはダメって言われちゃったの無視しちゃったんだけど…。」


麗亜は微笑みながら言った。


「皆ね、流美チャンが大好きなんだよ。」

「っ…。」