「流美チャン…??」


流美が麗亜の腕を掴んで引き留めた。


「ダメ…テキーラなんて飲んだら…!!」

「…大丈夫っ♪」


そう言うと、麗亜はテキーラを一気に飲んだ。


「麗亜っ…!!!」


満足そうな笑顔の客。

麗亜…!!!

俺は、呆気にとられてその場から動けずにいた…。


「…おいしゅうございました♪」

「「「「!!!」」」」


俺と空と流美、客までもが息を呑んだ。


「今、テキーラ…!!」