勢いよく走ってきたため、 あたしの息は少し上がっていた。 「ッはあ・・・ふぅー」 隣をみてみると、 笑顔でケロッとしている 咲那ちゃんがいた。 やっぱ咲那ちゃんはすごいな~ でもね、運動神経抜群だけど怖いものが苦手らしい。 あり得ないよね!こんなにテンションが高い咲那ちゃんに 苦手なものがあるなんてね・・・ 「ほーらっ!希ちゃん後少しだよ~ 早く行こうYO♪」 「う、うんっ」 あたしは咲那ちゃんの後ろに着いていった。