チョコ色の放課後


俺は何も知らなかった。


直が一人でどれほど苦しんでいたか。

直が、俺の幸せをどれだけ考えていてくれたか・・・


直は、自分の気持ちなんて、胸の奥にしまったまま、俺の未来だけを考えてくれていた。



でもな、直。


直はちょっと勘違いしていたんだ。




俺の未来は、

お前が隣にいてこそ、輝くんだ。




俺の寂しい心を埋めてくれたお前がいなくなるなら、俺は生きている意味さえ見つけられない。