俺は何も知らなかった。 直が一人でどれほど苦しんでいたか。 直が、俺の幸せをどれだけ考えていてくれたか・・・ 直は、自分の気持ちなんて、胸の奥にしまったまま、俺の未来だけを考えてくれていた。 でもな、直。 直はちょっと勘違いしていたんだ。 俺の未来は、 お前が隣にいてこそ、輝くんだ。 俺の寂しい心を埋めてくれたお前がいなくなるなら、俺は生きている意味さえ見つけられない。