「……んだよ」 『ふふふ。んーん、別に』 まだ笑ってる私を、悠基は訝しげに見ていた。 「あのー、おふたりさん。 今が喧嘩中やて忘れてへんよな?」 「しかも、亜美。 出てきちゃ駄目でしょ?」 「総長は亜美ちゃんに甘いみたいですが、後で覚悟しておいてくださいね」 うわ、そう言えば忘れてた。 私、注目の的じゃん。 喧嘩、日が暮れるまで続けようかな。 智怖いし。