突然背後から聞こえた声に、ビクッと肩が跳ね上がる。 『……びっくりさせないでよね』 普段と違う話し方だから不覚にも焦った。 『敵がここまで来たのかと思ったじゃん、拓也君』 「ふっ。 あいつらはどんなに怪我を負っても、絶対にグラウンドで足止めするさ」 『そうだね』 それだけは、何よりも信じられる。