「大輔は?」
まだ何も言わない大輔に俺は聞いた。
「俺、5組」
少し寂しそうに呟いた。
「やっぱりみんな同じクラス無理だったね」
碧依も寂しそうに言った。
碧依と同じクラスになれたことは嬉しい。
だけど、できるなら大輔とも一緒が良かった。
双子だから無理なんだろうけど。
「大丈夫だよ!クラス離れるぐらい。今までだって違ったじゃん」
笑顔の碧依。
その顔は、空気をよくするためにした笑顔じゃなくて、本当に大丈夫だっていう顔だった。
碧依も俺たちの絆がそんな簡単に壊れるものじゃないって、ちゃんと信じてるんだ。
そうして、俺たちは中学生になった。
中学生という1つの節目は、小さく見えて結構大きいもの。
俺たちの絆も、少しずつ揺れ始めた。
まだ何も言わない大輔に俺は聞いた。
「俺、5組」
少し寂しそうに呟いた。
「やっぱりみんな同じクラス無理だったね」
碧依も寂しそうに言った。
碧依と同じクラスになれたことは嬉しい。
だけど、できるなら大輔とも一緒が良かった。
双子だから無理なんだろうけど。
「大丈夫だよ!クラス離れるぐらい。今までだって違ったじゃん」
笑顔の碧依。
その顔は、空気をよくするためにした笑顔じゃなくて、本当に大丈夫だっていう顔だった。
碧依も俺たちの絆がそんな簡単に壊れるものじゃないって、ちゃんと信じてるんだ。
そうして、俺たちは中学生になった。
中学生という1つの節目は、小さく見えて結構大きいもの。
俺たちの絆も、少しずつ揺れ始めた。

