「あんたそこで何やってんの?」


首をユラユラしてると、
あたしの頭の上から
冷たい声がした。


「あんたこそ、
人の部屋で何してんの?」


あたしも母親に視線を
向け冷めた口調で返した。


「ふん。あたしの家よ?
あたしがどこで何しようと関係ない」