「り、梨華です。よろしくです」


にっこりわらう二人に不安が
溶けたあたしは少し近づき
自己紹介をし微笑んだ。


「…乗れ、真、バイク頼む」


そんなあたし達の自己紹介が
終わると龍二さんが
あたしを呼んだ。


「…あぁ、じゃあ
梨華ちゃんまた後でね?」


そう言うと真也さんは
どこかに向かって行った。