「…いやいや、いいよ。
俺こそ行きなり近づいて
びっくりさせたね?ごめんね?」


「……ちぇーやっぱ龍二の女かよ?」


あたしに丁寧に
謝ってきたのは銀色。


赤髪は口をとんがらせ
龍二さんを見ていた。


「俺は真也(シンヤ)海皇(カイオウ)
の幹部をやってるんだ」


と銀色。


「俺は海斗(カイト)!!
同じく海皇の幹部!!
よろしくな!!」


と赤髪。