「…彼女じゃねぇ…」 あたしを見ながら 龍二さんはそう言った。 その言葉で、 なぜかあたしの胸は ズキズキいたんだ。 「…じゃあ俺がねらおっかな」 そういいながら近づいてきた銀色。 「…っわ!!ずりぃ!!俺も!!」 銀色を追うように続いてきた赤髪。