ヤクザに愛された女 壱



少し話龍二さんが電話をきると
視線をあたしに向け


「5分で迎えがくる、」


そう言って近くのベンチに
座りだした。


あたしもベンチに座ると
タバコをだした。


そして車は龍二さんの
言ったとおり5分できた。


「…りゅー!!って?女?」


止まった車から
出てきたのは赤髪の男、


「………」


あたしはそんな声に隠れるように
龍二さんの後ろに回った。