それから沢山服や物を 買いあたしの腕には 持ちきれない数の袋があった。 「…かせ」 その袋を全部龍二さんが とると持ってくれた。 「…重くない?」 「あぁ」 「ありがと」 「………」 あたしは龍二さんに お礼を言うとまた歩きだした。