あたしはその優しさに笑みを浮かべ、


「ありがとうございます!!」


そうお礼を言い急いで顔を洗った。


すっきりしたあたしは
龍二さんのとこに戻り
そのまま歩きだした。


「…どこに向かってるんですか?」


行き先も分からないあたしは
龍二さんに行き先を聞いてみた。