「…おい、あんまビビらせんなババア」 ハスキーボイスの後から聞こえた 龍二さんの声にゆっくりと 目を開くあたし。 「…なに?あんたお母様に そんな口聞いていの?」 「………」 あたしの目の前にいるのは 扉にもたれダルそうにする龍二さんと、