ヤクザに愛された女 壱



「梨華?そんなに食うのか?」


あたしのお皿を覗きこんだ海斗が目を見開きながら呟く。


「当たり前じゃん!!海斗より食えるよ?」


そんなあたしの冗談に、


「は?なわけねぇ!!梨華!!俺と勝負だ!!」


なぜか本気になってしまい。


「いいよ!!そのかわり負けたらなんか罰ゲームね?」