一応クマの事は言わなかったけど、 思い出すだけでニヤけてしまう。 「そう。なら梨華ちゃんはこれ運んで?」 そんなあたしをみんなが不思議そうに見ていたなんてあたしは気付かなかった。 「はーい!!」 それからあたしは麗奈さんが次々と作る料理を組員さんと一緒に必死で運んだ。